人間関係、仕事、恋人、日々の生活で感情が揺さぶられ、傷ついたりしますよね。
どうして自分はひどい目に合うのか、相手は自分のことを大切にしないのか、はたまた自分はなぜあんな態度や行動をしてしまったのか、悩みは尽きないと思います。
今回は、どうあるべきか、どう捉えるべきかを提案していきたいと思います。
問題が発生する原因を知る
例えば、好きな人がいる時、いい関係になってきたなという段階で自分のものにしたいなという欲が出てきます。
踏み込んで好意を示し、思った反応が返ってこないと悲しい気持ちになります。
この時の欲はエゴの声です。
エゴとは自分が今まで生きてきた中で得た常識に縛られた思考の中から発生する欲望です。
エゴの話はまた別の機会に詳しく説明したいと思います。
このエゴに振り回されると、上手くいかないことが多いです。
予定調和とは!
さて、エゴに対してどう向き合うかと言うと、答えは何もしないことです。
ここで少し見方を変えましょう。
よくある例え話として、コップに半分の水が入っているとします。
ある人は、水が半分しかないと不安になります。
またある人は、水が半分もあると安心します。
物事を欠乏にフォーカスし不安にとらえネガティブになるか、あることにフォーカスし安心と捉えポジティブになるかという、話です。
普段の生活の中の出来事も、同じ出来事をどう捉えるかで、人生が大きく変わります。
この時、どちらの側面も認識しつつ何もしないことが、予定調和です。
あるがままに見て、対処しないのです。
目の前のことは起こるべくして起こっている。それをただ観測します。
別の言い方をすると、以下のように教わったことがあります。
- 目の前で起きたことが最善
- 対処しないでください
- 自分の内側が現実に顕在化した
- 思考が先、現実はあと
出来事は起こるべくして起こっており、起きたことに処置するのでは遅いのかもしれません。
起こるべくして起こったとは、自分の内面(これは意識、無意識に関わらず)が反映されて外側の現実に表れている、と言う意味です。
だから出来事が起こったら、やるべきことは、なぜこの現実が起こったのか、自分の中ではどのように捉えていたのかがわかります。
例えば、お金が無くなるような出来事が発生したとして、どうしようと焦って行動しても、お金が無くなる方向の現実は続いてしまいます。
予定調和に対して、やるべきこととは!
目の前で起きたことが最善として、処置しないとなると、不幸なことが起きて諦めるということか?と怒ったり、諦めたりしないでくださいね。
出来事に対してどうアプローチするか、順を追って説明しましょう。
まず、出来事が起こったら、平常心で観察します。
お金を落とした時、パニックになっったり、落ち込んでしまったりする必要はありません。
(例えばお金を拾ってくれた人と仲良くなるイベントなのかもしれません)
出来事が起こったのはなぜか、そこから学べることがあるのか、と考えます。
お金を落としたこと、失うことから、自分自身がお金とは無くなるもの、と捉えていることが原因だったりします。
原因に気づいたり、意味を見出したり、学ぶことがあれば、そこから考え方を改めていくことで、内面が変わり、現実が変わっていく、ということです。
お金に対するメンタルブロックがあったな、と気が付くことで、メンタルブロックを解放する勉強をする意欲が湧いてい来る、という話です。
まとめ
好きな人とうまくいかない時、慌てて行動せずに、まず起きたことを客観的に整理しましょう。
そして、自分の内側、エゴが何に不安になっているのかを見つけます。
慌てて行動するのではなく、先ずはその不安に対して安心させてあげる処置をする方が先と言うことになります。
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