会社の後輩にコーチング実践!正しさの押し付けに気づく!

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コーチング

おはようございます!輝きのライフコーチあきちゃんです。

今回は、会社の後輩にコーチングを行ったので、その中での気づきを報告します。

体調不良気味の後輩にコーチング!

少し休みがちな後輩がいて、その後輩には以前にもコーチングをしたことがありました。

前回セッションした印象は、ネガティブで頑固で怖れにまみれているのだなという風に感じ、当時の自分では手に負えないと感じていました。

また最近調子が悪く休みがちだったので、諦めずにコーチングすることとしました。

僕に少し苦手意識があるので、声かけるのに抵抗がありましたが、その自分の怖れを手放し臨みました。

僕の取り扱うコーチングの認識では、コーチングの前提として、クライアントの見ている世界はクライアントの内側がそう見せているという考えに基づいています。

なので、クライアントの心の内側を探っていくことで、ゆがんでいたり不都合な思い込みに気が付いて、内側を変えるアプローチをします。

すると内側が変わることでクライアントが見る景色が変わり、それはつまり体験する世界が変わり、問題が消滅するという仕組みです。

対して、今回の後輩は外側に原因があるというタイプなので、このアプローチはまだ早いと判断しました。

このタイプは被害者タイプとも言い換えることができす。

さて、この被害者タイプに、原因はあなたの心の内側にあるよ、と伝えるとどうなるでしょうか。

クライアントは、自分のせいにされた、自分が悪いんだ、コーチは自分の味方ではないんだ、と感じてしまうでしょう。

被害者タイプがダメなわけでなく、依存タイプとも言い換えることができ、僕自身も、そして誰しも子供の時など、このタイプの経験をしてきています。

コーチングの醍醐味となる手法を使えないところが、厳しいところだと感じました。

なので先ずは不安を取り除いてあげないといけないと考えました。

先ずは後輩の不満やストレスの原因をとにかく話してもらいました。

どうやら後輩は、ストレスはあるのが当たり前で、受け流すようにしていると言っていました。

話を一通り聞いた後、僕からは、ストレスに対して3つの対処法があることを伝えました。

  1. ストレスを我慢する
  2. ストレスの元になる人や物を変える
  3. ストレスを感じる自分の捉え方を変える

1.ストレスを我慢する、のは、今後輩が対処していることで、これをしていると心と体がバラバラになり、いずれ体が病気になることがあるよと伝えました。

まさに顕在化しているところです。

2.ストレスの元になる人や物を変える、と言うのは可能ならやればいいですが、他人を変えることができないことを考えると、効果的でないと言えます。

さらに実は、元を叩いても、モグラたたきのように同じような現象がまた出てくるのです。

3.ストレスを感じる自分の捉え方を変える方法をお勧めしました。

そんなこんなで、そのストレスとなる現象や人やその態度などに対し、マイナス面は見えているので、プラスの面はないかと問いかけました。

そして、物事をネガティブだけでなく、ポジティブな側面にフォーカスすることを、改めて提案しました。

今回のコーチングの醍醐味は、正しさの押し付け!

コーチングを進めていく中で、僕がその後輩と以前議論しているときに感じた違和感について掘り下げました。

その後輩が何か議論するときに、後輩の意見が通らないとムキになって起こった様子になることがありました。

僕はそこまで感情的になるようなことではないのになと思っており、このことについて聞いてみました。

するつその後輩は、別に怒ったりイラついたりしているつもりはないそうです。

本人が意識していない程度の低い問題なのか、僕自身が敏感にブロック発動しているのかはわかりませんでした。

セッションを進める中、僕の方がハッと気が付きました。

自分が正しいことを言っているときは相手を言い負かし、強く言ってもいい、という考えがひらめいたのです。

そういえば、その後輩は以前、上司からすごく上から目線で説得されたことに苛立っていました。

これは当人の鏡として現象が起きたことなのだと思います。

この話を後輩にしましたが、僕が感じたほどピンと来ていないようでした。

それでも確かにそうかもしれないと、最後にはその面は改善してみようと言ってくれましたので、納得したようでした。

その話をする中で、もちろん自分にも同じように自分が正しいと思ったことを強めに言い、マウントをとった経験がありました。

このことを後輩にも共有し、僕も同じだったよと、共感をして安心してもらいました。

セッションの後、自分なりに軽く振り返る中で、ハッと思い出しました。

奥さんから、僕が偉そうに怖い顔で話をするのがムカつくと言われたことがあります。

その時は、奥さんが理解が遅いのが悪いのだろうと受け流していました。

今回あ~、奥さんはこのことを言っていたのかと、初めて腑に落ちました。

自分は奥さんの非を責めて、自分の正しさでマウントを取っていました。

本当に無意識でしたが、相手からしたら、なんかムカつくし自分の印象も悪くなるし、この癖は直した方が良いとはっきりわかりました。

後輩よ、自分の方が学ばせていただきました。

本当にどうもありがとうございました。

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