あなたは人の評価を気にしすぎることで、自分らしさを見失っていませんか。
今回の記事は、人の評価を気にしない様になりたいと思う方に朗報です。
それでは、人の評価を気にしすぎる原因からその対策まで説明していきます。
人の評価を気にしすぎる原因 その1(自分自身編)
原因として2つの側面を説明します。
1つ目の原因として自分自身に焦点を当てます。
それは、理想の自分と現在の自分とのギャップです。
この理想と現実のギャップが、コンプレックスとか自信のなさとして表れます。
自信のない人はこのギャップを指摘されると傷つきます。
つまり人の評価を気にしていしまうのはこのギャップの部分です。
自分を人と比べてしまうのも同じことです。
理想は人と同じでいたい、でも現実は(当たり前ですが)違う、そのギャップが自分のコンプレックスになっています。
これとは逆に人との違いや理想とする自分を人から褒められた場合はどうでしょうか。
おそらく特別にうれしい気持ちになると想像できます。
このように理想の自分と現在の自分のギャップのもつ影響力は大きいのです。
人の評価を気にしすぎる原因 その2(人との関わり)
もう一つの側面として人との関わりに焦点を当てます。
実は批判されるというのは、エネルギーを奪われていることなのです。
もう少し詳しく説明します。
人との関わりには強弱があります。
今回のテーマである評価について、批判的、否定的なものをもっと攻撃性を高めるといじめになります。
このいじめをイメージするとエネルギーの奪われる意味がわかりやすいです。
想像してみてください。
いじめられている側は落ち込み元気がなくなります。
いじめている側は相手をおとしめて優位になった気分になります。
このときエネルギーがいじめられっ子からいじめっ子へ移動していると解釈できるのです。
批判的な評価も同じで、強弱はあるものの相手からエネルギーを奪っていると言えます。
エネルギーを奪われたくないと無意識で感じ身を守ることが、評価を恐れるという形で顕在化しているのです。
一方、好意的な評価、すなわち称賛にも当てはまります。
称賛は逆にあなたにエネルギーを与えてくれています。
しかし、このエネルギーに依存している状態もまた人の評価を気にしており、実はよいことではありません。
なぜなら称賛が自分に与えられなかったとき、ショックを受けるというようなことになるからです。
この2つの原因によって、人の評価を気にしてしまうと考えています。
人の評価を気にしないための対策
上述の通り、理想と現実のギャップが評価を気にしてしまう原因となります。
対策としてはズバリ、このギャップを小さくしておけばよいのです。
すなわち理想の自分を等身大にまで小さくするのです。
言うのは簡単ですが、良い面、悪い面を含めてあるがままの自分を受け入れるという難しさがあります。
ちなみに原因その2とした、エネルギーを奪われることやもらうことに対する対策としては、過剰反応しないことです。
こちらについて一緒で、ギャップを小さくしておくことが対策になります。
ギャップがなくなった完成系は超ポジティブ思考となると考えています。
例えば、「お前、空飛べないの?」とバカにされてなんとも思いませんよね。
飛べるわけありませんから、何言ってんの?となるだけです。
コンプレックスだったものをバカにされても同じような感覚です。
「足し算できてすごいね」と褒められたら嬉しいですか?
当たり前すぎて褒められているのか、バカにされているのかも不明です。
このように等身大の自分は、他者からの評価が気になりません。
人の評価を気にしないための具体的行動
ギャップを小さくするって具体的にどうするの?という疑問が生じると思います。
それでは、例を用いて説明していきましょう。
【例1 モテたい人】
モテたことがなく、自身がない人がいるとします。
コミュ障で異性と話すとあがってしまい話せません。
この人の理想形はだれとでも楽しく話せる状態とします。
モテない原因は、コミュニケーションが下手なこと気にして、失敗を恐れているからです。
そこで具体的な対策ですが、先ず完璧なコミュニケーションは無理だと理解し納得しましょう。
ギャップが小さくなりましたね。
そうすると人と話す際に失敗しても気にならなくなります。
コミュニケーションが下手だと自覚しているからです。
失敗を気にせず人と話すうちに、人と話すことが怖くなくなり、話す機会が増えていきます。
すると経験値が上がり、人と話すことが得意になるのです。
結果的に、誰とでも楽しく話せる人間になれるのです。
【例2 美人な人】
次は逆に人から、かわいい、綺麗と称賛される人を例に挙げます。
普段、外見を褒められ自分に自信があります。
同じグループにもっと美人な人が入ってきました。
すると注目はその超美人に集まります。
先の美人の人は超美人をねたむかもしれません。
自信を無くすかもしれません。
そうです、褒められて得た自信は実は他人から与えられたものなのです。
ここでは人から称賛される自分を理想としているからです。
自分がありたい姿を描き、その自分であれば人からの評価は気にならないはずです。
この状態もギャップが小さいといえます。
2つの例を紹介しましたが、自分のコンプレックスに置き換えることができるかが、肝です。
さいごに
最後に、もっとシンプルな真実をお伝えします。
人は自分のことが大好きで自分の都合の良いようにとらえています。
逆に言えば他人のことは殆ど眼中にないのです。
そんな人の一言など取るに足らないと思いませんか。
他人を正しく評価できるわけがありません。
なぜなら自分のことを正しく評価できている人が、ほとんどいないからです。
あなたがあなたに誇りをもって、楽しく健康に生きている姿こそがあるべき姿です。
このブログをまとめると、
自分に自信があれば、ギャップがない状態となり、人の評価に左右されなくなります。
ご武運を!
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