スマホでパスドラを8年やり続けてましたが、一大決心で2年前にばったりやめました。
だいぶ時間を作れるようになり充実した毎日、やめて良かったと思っています。
日々目標に向かい楽しかったですが目標に区切りがついたところで、やりたいことを素直にやろうと思い立ちました。
そんな時、YouTubeでふと目についたのがFF6のプレイ動画でした。
懐かしいと感じつつ、やりたい!やろう!とやる気が出てきちゃいました。
そこでゲーム入手の経緯から、プレイの感想とゲームに対する考察を報告します。
どの媒体でFF6をプレイする?
いざFF6をプレイしようとした時、いきなり壁にぶち当たりました。
スマホでダウンロードできるようですが、ピクセルリマスターに切り替わろうとするタイミングなためスマホ版をプレイできません。
スマホ版は2021年7月に販売は停止しています。
ピクセルリマスター版はどうやらFF6アドバンスでなくスーファミ版の移植のようでエキストラダンジョンがプレイできない模様。
そもそも販売前なので手に入りません。
ということで、スマホ版は諦めざるをえませんでした。
となるとテレビでプレイする余裕もないので携帯機としてゲームボーイアドバンスを検討開始。
スイッチでもダウロード版があるようですが、どうやらニンテンドーDSでもアドバンスソフトがプレイできるそうじゃないか、と10年来段ボールに眠っていたDSが役に立つときが来ました。
そしてメルカリやらヤフオクやらで、探索を開始!
15年以上前のソフトが2000円前後するので、ビックリ!
ブックオフとかでソフトむき出しで数百円で売っている印象があったのですが、さすが名作ということなのでしょうね。
一応気になるので、近所の中古屋さんをはしごするも、FF6は見つからず、見つけたFF5アドバンスは2500円くらいで、やっぱり相場はそのくらいするのかなと、納得しました。
ネットで買う決心をして、リサーチしているとヤフオクでお久しぶりさんは1000円オフクーポンを発見!
2500円の1000円引きで購入することができました。
さっそく届いたソフトを、いざニンテンドーDSに挿入!
んっ、どこに入れるの???
すぐさまグーグル先生に相談すると、問題がわかりました。
私の持っているのはニンテンドーDSiで、アドバンスソフトがプレイできるのは、DSとDSLiteのタイプとのこと。
うわー、くそー、ドジ!と自分を罵倒しつくした後、メルカリやらヤフオクを再調査です。
調べると、ゲームボーイアドバンスSP(GBASP)なるものもあり、ニンテンドーDSLiteとの比較検討を始めました。
なんとGBASPは、ゲームボーイのソフトまで遊べるのです。
自分はDSiを持っているわけだから、GBASPがあればゲームボーイからアドバンスそしてDSまで網羅できるぞ、と夢が広がります。
GBASPを調べると確かに出品されていますが、5000円くらいするようです。
もともとスマホ版2200円に対して、FF6アドバンスのソフトを1500円で入手してお得感を感じてたのに、+5000円は無理だー!ゲームボーイはしないし!
軌道修正してニンテンドーDSLite狙いに。
1000円前後で見つかるので、多少ジャンクでもいいぜ、ということで、充電器付きで動作可能そうなものを900円でついにゲットです。
(上蓋はガバガバでしたが、アドバンスプレイするのに上の画面は使いませんので問題なし)
おいおい、プレイに開始までの前座が長くて申し訳ない気持ちでいっぱいです。
では、いよいよ、プレイ開始です!
思い出補正で感動が蘇る!
プレイしていると子供時代のドキドキや感動が蘇ります。
感動したポイントをまとめます。
- 音楽
- グラフィック
- 育成
- アイテム集め
- ストーリー
1.音楽
プレイをしていく中で、最も印象的なのは音楽でした。
思い出補正がかかりまくって、懐かしー、カッコいー、しびれるー、という感覚が駆け巡ります。
FF6では各キャラクターにテーマソングがあり、登場シーンで流れると、思わずキターーーと心の中で叫んでいました。
特に好きなのはロックと崩壊後の飛空艇のテーマですね。
大人になって家族ができた影響のせいか、カイエンのテーマが哀愁漂い心に残る良い曲だなと、しみじみ感じるようになったのが新しい発見でした。
(カイエンは登場時のエピソードで妻と子供を殺されます)
アドバンス版では起動画面にある「おまけ」でミュージックプレイヤーという機能が追加されており、いつでも聞くことができます。
ストーリを味わいながらの音楽が響くので、ほとんど使わないですけどね。
2.グラフィック
当時ならではの、このグラフィックが最高に懐かしいのです。
キャラクターのドット絵はもちろん、なによりモンスターがドットながらに狂暴そうに描かれ、これまた美しい。
これドットかよと改めて驚きますね。
そして背景も気合の入ったもの場所では、そのクオリティーの高さに驚かされます。
迷いの森の空気や水の透き通る感じや、魔大陸の複雑な感じが好きです。
ファイナルファンタジーシリーズで最後のドット絵作品なので、そのクオリティーは世界一だと思っています。
なおスマホ版はデフォルメされてかデザインが変わっているので、この思い出補正の恩恵を得られなかったでしょうね。
3.育成
FF6の最大の特徴は、魔石ボーナスというシステムです。
レベルアップの時に、装着した魔石の効果で力や魔力が上がるので、各プレイヤーが自分好みに育てることができるのです。
当時理解していなかったのですが、体力を上げても役に立たならしいです。
逆にすばやさが最も効果的なパラメータなんです。
うわっ、20年来の衝撃!
HPやMPも1,2回あげればMAX値になるので無駄になるとか、結構知らないこと多い。
なので魔石を手に入れるまではレベル上げを抑え、経験値を気にしながらプレイで強いキャラを作るぞと意気込む楽しみ方ができるのです。
4.アイテム集め
モンスターには落とすアイテムと盗めるアイテムがあります。
さらに通常枠だけでなくレア枠が設定されているものもあり、このレアアイテムがなかなか出てこない。
何度も戦闘を繰り返してゲットしたときは、まさギャンブルに勝った時のような高揚感を得られます。
かつてから源氏の小手への憧れが強い私は、魔大陸ではドラゴンから盗みに盗んで源氏の小手を5個ゲットしました。
さらに、がれきの塔のトイレの前で用心棒をラグナロックして源氏の小手を集めたのは楽しかったです。
あとはすべての魔法をMP1で使用できるスリースターズ集め。
コロシアムであめのむらくもをかけて、ガリュプリスから盗みまくった。
なお、このあめのむらくもを大量にゲットするため、がれきの塔のトイレ前で用心棒からまさむね盗みまくった。
5.ストーリー
内容はだいたい覚えていますが、仲間たちがどんどん増えてきながらの冒険はワクワクしました。
展開によって、離脱したり復帰したりと忙しく、アッと今に世界崩壊します。
崩壊後は仲間を集めて冒険を続けます。
小学校の時は、狂人ケフカが怖かったし、オープニングの暗い画面も怖かったし、崩壊後も暗いしで、怖い印象が強いですね。
崩壊後、シドが死んでから1人スタートも怖かった思い出です。
やっぱり音楽とのセットで、懐かしいドキドキが蘇りますね。
アドバンス版ならではの楽しみ方!
昔プレイしたときは、とにかく頭にドリル装備でしたが、リメイク版ではそれは修正されています。
自分が感じた楽しいポイントを紹介していきます。
1.モンスター図鑑
これはPS版でもあったようですが、こんな図鑑機能があったら全部埋めたくなるじゃない!
戦闘で倒したモンスターだけが登録されます。
ですので遭遇して逃げただけでは登録されません。(低レベルクリアで戦闘逃げて獣ヶ原で倒すテクニックで埋める人もいます)
やっかいなのが期間限定モンスター!
ストーリが過ぎると二度と会えないので注意が必要です。
攻略サイトを調べながらでしたが、モンスター図鑑の制覇も楽しみの一つとなっています。
2.クリア後のセーブ
追加機能でクリアデータをセーブできます。
この効果は1つだけで、ラスボス戦で眠りとマリアからラグナロクとアルテマウェポンが盗めます。
(ついでにラスボス戦ではエリクサーとラストエリクサーも盗めます。)
このままセーブできますので、無限増殖が可能で、このラグナロクをコロシアムで賭けると最強武器ライトブリンガーも複数ゲットできるのです。
3.竜の巣
初プレイとなったのでここが一番楽しめました。
3チームに別れて各チームが各種トラップのスイッチを押すことで別のチームが進めるギミックが楽しい。
途中、何度か迷子になりましたけど、モルルのお守りを装備したモグが大活躍(非戦闘)。
最強武器が手に入ったり、レアアイテムを盗んだりもできるので楽しい。
まあーまあー、長かった!
何度かテレポで脱出しながらクリアしました。
4.魂の祠
ゲームクリアと竜の巣クリアの条件で発生する、魂の祠!こらは128戦の連戦!
途中でインターバルありながらも経験値がもらえちゃうので、レベルアップが困る私は、レベル99のキャラで臨みました。
最後の連戦以外は楽勝なので気楽に進めることができます。
ここでの楽しみは、4種類のアンラックズ戦です。
4種類のアンラックズからは貴重なアイテムが盗めます。
皆伝の証とソウルオブサマサ狙いで現在進行形で挑戦中です。
育成を楽しむ!楽しいのか?
FF6の醍醐味は、キャラクターの育成です。
前述のとおりレベルアップ時に装備した魔石ボーナスの効果で、力や魔力がアップします。
主にすばやさ、魔力、力を上げていき、理想とするパラメータへと育て上げていきます。
魔石ボーナスを活用するため、レベルアップする直前に魔石を入れ替える必要があり、都度都度ステータス画面で経験値を確認します。
効果のある魔石は限られていますので、2キャラ同時に上がってしまったら、リセットしてやり直しなんてこともざらに発生します。
この魔石の入手は中盤になってからなので、序盤のレベルは極力低レベルにしておいた方が、魔石ボーナスの恩恵を多く受けられます。
そうすると縛りプレイのような低レベルクリアのテクニックが必要となり、攻略サイトを見ながら戦略を練ることになります。
あまり縛りがきつすぎると、ボス戦やらその準備やらを試行錯誤の末、リセットを繰り返すことになったり、過剰な寄り道が増えたりするので、適度に妥協しながらゲームを楽しむのが良いと思います。
いかんせんパーティーの離脱、復帰が何度か発生しますので、その復帰するときに平均レベルに底上げされてしまい、魔石ボーナスをどぶに捨てることになるのが悲しいところ。
離脱する前にレベル上げておこうかしら、そうすると後半に仲間になるリルムとストラゴスが上がってしまう、とか頭を悩ませてしまし、ゲームしてない日常の時間も苦悩してしまいました。
無理せず気楽に楽しむ、適度な見極めが大事ですね。
ストーリーを考察
ストーリーは実はシンプルで序盤から登場する敵ケフカの討伐です。
敵にものっぴきならない事情があって悪事を働いているというエピソード盛り盛りが最近の主流ですが、1994年販売のこのゲームは勧善懲悪のシンプルな作りです。
ただただ終始悪のケフカが、帝国で昇りつめ、欲望のままに世界を崩壊させ支配する世界でのお話です。(どこかで見た記憶があるのは、ケフカは魔導の影響で狂人にされてしまったエピソードがあったかもしれませんが、本編では語られてはいません)
その帝国に対して、反対するリターナーという組織との戦いを描いています。
同一の敵を持つということで仲間が集っていき、一度はバラバラになりますが再び終結していく様は、ゲームとしてもワクワクしました。
このストーリーの中で、自分に響いた要点を紹介します。
1.困難に立ち向かう時に、仲間が見つかる。
困難に限らずやりたいことに踏み出す時、自分の行動や波動から必要な人材なり情報が集まってきます。そんな事象を表していると感じています。
2.個々一人一人が自分の意思を持って行動する
世界崩壊は初プレイ時は衝撃的で、一人スタートに孤独や寂しさ、恐怖を感じました。
しかし各地で各々が力強く生き抜いている姿に胸が震えました。
これは自分が自分の意志で生きるという本質をついていると思います。
周りに流されて成り行きで過ごすのではなく、自分の感性を信じて楽しく明るく過ごすエネルギーを感じました。
絶望に陥っても諦めずにいるからこそ仲間と再会し、宿敵との対決に臨めたのだと思います。
FF6は固定の主人公は設定されておらずそれぞれに個性があるのが最大の特徴で、そこを確実に活かしたストーリーでした。
久しぶりにゲームして気が付いた問題点と考察
ゲームを久ぶりにしたことで、やりたいことを我慢しないという貴重な体験ができました。
他にも気づきがあったので紹介していきます。
1.日常のエネルギーが低下する
ゲームをすることで日常の生活が削られます。私の場合は通勤の電車の中や睡眠の前の時間などでゲームをしていました。
熱中しているときは、早起きしてプレイするようなこともありました。
そうすると、それまでの日常と比べてゲームに費やす時間を消費しますので、寝る時間であったり仕事する時間、家事をする時間が削れていきます。
当然それらの質が下がるので時間がかかるようになったり、できなくなることが発生していきます。そうすると取り戻すために残業が増えたりするわけです。
結果、しわ寄せとして睡眠時間が削られることになり、体力や気力の消耗につながり、結構しんどいと感じました。
通常の生活でテレビを見ないとか無駄なく、元気よく過ごしておりましたが、このエネルギーがこぼれる感覚ははっきりと感じました。
さらにゲームの攻略サイトを調べたり、頭の中で攻略をシミュレーションしたりもするので、ゲームプレイ時間以上に時間を費やしたと思います。
恐ろしい話、いわゆるパッケージ物ならエンディングがあるわけですが、スマホゲームはアップデートなどでエンドレスに続くため、この呪縛から逃れるタイミングがないのです。
私がパズドラを8年やめられなかったのは、今考えても恐怖を感じます。
2.ゲームはデータでしかない
ゲーム終盤の魂の祠をプレイし、レアアイテムをゲットした後に離脱し保存しました。
次は魂の祠を完全攻略するぞと、いざセーブを選択した時、オープニング画面に!
まさかのデータが壊れていたのです。
はーーーっ、70時間のプレイがーーーと唖然としました。
ゲームはそんなものなんです。
現実でいろいろな行動をしたら、関連した人たちとの信頼関係が築けたり、知識が身についたり、仕事ならお金が貯まったりします。
ゲームでは、楽しんだという経験や感動は得られますが、個人の想い出になるだけなのです。
一つ語っておくと、我々が今現実だと思っているこの世界も、死んだときには一つの体験が終わった、という感覚となるのです。
つまり、データが消えた、とか、このゲームもうお終い、の感覚、それが死なのです。
だからゲームに熱中したように、人生も不安は忘れて楽しいことに熱中すればよいのです。
3.結論
・ゲームを通して、やりたいことやる、という思考は現実化することを実現できた。
・エネルギーの大切さを体験できた。
・ゲーム=人生、そして死について模擬体験できた。
こんな考察が得られたので、ゲームやってみて良かったよ~ん。
FF6おすすめの小技
1.用心棒退治
上述しましたが、がれきの塔のトイレの前には必ず用心棒が出てきます。
用心棒からはまさむねが盗めますので、これをコロシアムで賭けるとあめのむらくもになり、あめのむらくもを賭けると出てくるガリュプデスからスリースターズが盗めます。
用心棒から盗んだ後は、ラグナロック+ものまねリピートでレア枠で源氏の小手をゲットです。
用心棒は死に際に即死となる「相打ち」をしてきますが、カッパにしておけば小ダメージで済みますよ。
2.レベル上げ
レベルは敵の経験値÷戦闘人数となりますので、2人くらいで戦闘すれば多量の経験値を稼げます。
何が言いたいかというと、4人でレベル上げしていると、魔石の入れ替えが面倒ですが、2人なら早くレベルがあがり魔石交換不要で時間効率よくレベル上げ出来ます。
もちろんコロシアムでグロウエッグをゲットして経験値2倍でお楽しみください。
3.ラスボスからレア武器を盗む
こちらも上述の通りですが、ラスボス戦でラグナロクとアルテマウェポンが盗めます。
ラグナロクはコロシアムでライトブリンガーになります。
このライトブリンガーは回避率が50%なので、下手な盾より守ってくれます。
源氏の小手で二刀流して100%回避率(MAXは128%ですが)で最高の攻撃力と防御を手に入れることができます。
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