自己啓発の中でも、セルフイメージを高く持てばその状態になれるというものがあると思います。
しかし、あなたは本の通りにして成功した実感はありますか。
今回は、セルフイメージを高める方法の落とし穴を説明するととともに、正し解釈と効果的なセルフイメージ活用方法をご紹介します。
セルフイメージとはなんなのか
セルフイメージとはその名のとおり自分自身が描く自分像です。
実は自分と自分像には乖離があります。
その乖離のためにネガティブ感情が芽生えることに気が付いていましたか。
さて、このセルフイメージをマインドポイント思考の視点から説明していきます。
今の精神状態や幸福状態をMPゲージで表現しています。
このMP(マインドポイント)の管理が大切と説くものがマインドポイント思考です。
単純な話、セルフイメージ=最大MPとなるのです。
そして、残りMPは今の自分ということになります。
セルフイメージを高める方法の落とし穴
残りMPを成長によって高めていければ、最大MPに達し、セルフイメージを実現できる可能性はあります。
この考え方でも成功できなくはないですが、非常に困難な道のりです。
なぜなら乖離が大きければ大きいほどやる気が出ないからです。
例えばダイエットでマイナス10㎏がセルフイメージだとして、この時点で何から手を付けるのかわからず、諦めたくなります。
他にも、月収100万円というセルフイメージをもっても、同じ結果です。
では逆にセルフイメージを今の自分よりちょっと上に設定したらどうでしょうか。
ダイエットでは1日30分歩く、それもダメなら1日5分歩く、このセルフイメージならすぐできそうじゃないですか。
収入でも月収+1万円とかなら、ちょっと残業頑張ってみようかな、アルバイト増やしてみようかなと行動しやすくなると思います。
このことで何が言いたいかというと、セルフイメージの乖離が大きすぎると欠乏した状態を引き寄せることになるのです。
逆にセルフイメージと近い自分を持っていれば、満たされた状態を引き寄せ、セルフイメージに近づきやすくなるのです。
これを繰り返せば、セルフイメージは結果的に高まっていきます。
このことをさらに逆に言えば、セルフイメージを高めるほどそのギャップに悩んで自信がなくなるので、むしろセルフイメージが下がるかもしれませんね。
巷でセルフイメージを高めて成功した自分を思い浮かべる、というものがありますが、諸刃の剣になります。
セルフイメージが実現できると思える人は良いですが、できないとわずかでも思う人はアウトなのです。
セルフイメージの効果的な活用法
結局のところ、セルフイメージを高める効果的な方法は今より少し成長したセルフイメージを持つことです。
するとイメージしやすくなり、行動もしやすくなります。
結果、楽勝に達成できるので、自信が付きます。
さらに少し成長したセルフイメージを持つことで、小さな成長を繰り返すことができます。
注意事項としては、途中で止めないことです。
自己啓発本を読んで、あぁなるほどと思って実践されていると思います。
でもほとんど継続してませんよね。
ヒトは今が安全なら変化を嫌うようにできています。
変えようと思っても元に戻ろうとするのです。
そのため、意志が必要です。
強い意志がないあなた、弱い意志でもできるのがセルフイメージを少し成長した状態に設定することですよ。
まとめ
最後にセルフイメージを高める方法をまとめます。
- セルフイメージとはMPゲージで例えると最大MPのこと
- 高いセルフイメージは行動できない
- 少し成長したセルフイメージで楽に行動する
- 成長を継続する
セルフイメージと上手に付きあって、最高の自分に会いましょう。
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