今回は、コーチングを提供していく中で、不満をいただくことが重なったので、
整理していきたいと思います。
コーチングの不満の声
モニターとしてコーチングをさせていただき、初めてセッションさせていただいた方でした。
過去の辛かった事象を振り返り、さらに原初体験を探りましたが、そこまでは行きつきませんでした。
その後も、あまり新しい発見はなく、動機や目標などを再認識するにとどまりました。
コーチングの間、楽しくお話ができていました。
しかしながら、アンケートをいただくと、見たくない過去を引っ掻き回されたというようなご意見をいただきました。
コーチングのキャンセル
数回コーチングを受けてくださる方がいて、その方からは次回キャンセルの申し出をいただきました。
コーチングの時間は、クライアントが行動の宿題が、忙しくてできない、休息の時間が必要だと、説明してくれます。
共感をしつつも、いいわけはエゴの声ですよねと一蹴したりもしました。
話の中で、うまく行動から逃げているのは、過去の親との関係に行きつきました。
これは僕のいいわけですが、その過去の親との関係はご自身で行きついていたらしく、新しい発見ではありませんでした。
なので、この掘り下げに対して、あまり捉えなおしをせずに終わりました。
翌日、次回キャンセルの申し出を受け、理由を聞いてみると、
過去のトラウマが重かったこと、コーチングよりセラピーよりと判断されたと
回答いただきました。
自分自身の体験談
これらを受け、自分自信の体験として、2つのことを思い出しました。
1つめは、コーチングの先生に僕のプライドが高い点を指摘された時のことです。
見たいくない面をズバッと切られ、かなりショックでした。
この時は、1日放心状態で、1週間頭が回らず、次回のコーチング講座行くのが怖かったのを思い出しました。
2つ目は、ディマティーニメソッドの達人と普通に雑談をしていたら、
自分の考え方に対して、詰めてくるような質問を受けました。
答えていく中で自分の無力さに気づくことができました。
実はこの時、一瞬、嫌な気持ちも沸きました。
しかし、この後に、その無力さのプラスの側面を考察していくと
ネガティブなものもポジティブな捉えなおしができ、
嫌な気持ちも楽になっていました。
失敗から学ぶ教訓
これらのことを総合的に判断すると、自分のミスが見えてきます。
クライアントの思考を掘り下げていき、ネガティブな体験いアプローチしてきました。
自分自身掘り下げが浅かったなと勝手に判断していましたが、クライアントにとっては見たくない部分に直面していました。
そこまでいったら、放置するのではなくしっかり癒してあげる必要があったのです。
癒し方の例は、ネガティブな思い込みに対し、ポジティブをぶつけて中和させることです。
今回の反省は、丁寧にここまでフォローすることでした。
ちなみに、例えるならば、外科手術でメスで切り開いて患部を探しますが、
傷口を閉じずに放置した、
こんなイメージです。
ちゃんとしよう。
一連のことから、いろいろ体験し、学ぶことができました。
本当にありがとうございました。
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